葬儀施行スタッフ
2019年 中途入社
葬祭部門 営業課
セレモ本部 所属
葬祭ディレクター2級
ー 冠婚葬祭業界、東上セレモサービスを選んだ理由はなんですか?
前職では運送会社で配車営業としてトラックと荷物の手配をする職に就いておりました。当時はその業務内容にやりがいを感じることが少なく、よりウェットに富んだ仕事をしたいと考えるようになりました。 そんな折、同居していた祖母が息を引き取り、遺族として葬儀に参列することになりました。それを機に、葬祭業という職種への関心を高め、転職をするなら葬儀会社から探そうという方針になり、地元の葬儀会社ということもあったため、当社へ入社を希望しました。
ー 当社に入社して感じたこと、社風を教えてください
全体的に大らかな印象を感じました。 私の所属が葬祭部門という事もあり、悲しみ事に触れる機会も多い為、 人当たりの柔らかい方が多いのかなと思います。 社風としては個々の技量を重んじる為、少数精鋭主義と感じました。
ー 入社後のキャリアを教えてください
【2019.4】東上セレモニーホールみずほ台へ配属
施行スタッフになる為の研修を受ける
【2020.4】 施行スタッフとして一人前に(2年目)
引き続きCHみずほ台にて施行業務に従事
【2021.4】 東上セレモニーホール新座へ異動(3年目)
施行件数の多いホールでの仕事の仕方を学ぶ
【2022.4】 東上セレモニーホール川越へ異動(4年目)
土地柄色濃く残る現場を経験する事で葬儀に対する
知見を広げる
【2022.10】 葬祭ディレクター試験 2級 取得(4年目)
【2023.4】 東上プライベートホール朝霞へ異動(5年目)
少人数のホールで施行業務に携わる事で、
ホール内の運営について理解を深める
【2024.4】 セレモ本部へ異動(6年目)
ホールでの活躍が認められ、葬祭プランナーとして業務に励む
ー 今の仕事の一番楽しいところと、一番大変なところはなんですか?
楽しいところは、ご遺族の方々のご要望を聞き、それを実際に形にする事と、お通夜当日の朝に電話でのご挨拶から始まり、通夜・告別式と二日間を終えた後の自宅への仮祭壇設置後に頂く感謝のお声、安堵の表情、心から家族を送る事ができたというご遺族自身のお言葉、そうした情景、コミュニケーションの一つ一つに触れられることです。こうした情景をもう一度見ることができるよう、より一層の寄り添う努力を怠らず一件に向き合おうという私自身の礎にもなっています。 大変なところは、ご要望等を聞き出す際に不快な思いをさせないよう細心の注意を払いながら、ご遺族の”人となり”を把握することです。
ー プロとして、心がけていることはありますか?
施行スタッフの業務は、葬祭プランナーからの申し送りに目を通す所から始まります。その後、セレモニーホールで御遺族とお会いし葬儀を進行していくのですが、対面した際にその御遺族を申し送り通りの方だとなるべく決めつけない事を意識しています。こうした先入観は葬儀の主体である御遺族への理解を薄める事へとつながる為、あまり持つべきではないと自らを戒めています。
ー 当社のならではの、葬祭部門、施行スタッフの魅力はなんですか?
葬儀という命の終着点を作る仕事をしている為、その場の判断の速さや察しの良さ、状況の先を読む力というのは他の葬儀社に引けを取らないと思います。
ー あなたが描く目標や、夢を教えてください
私は御遺族が自らの気持ちや状況を受け止める場作りをしたいと常日頃から考えているのですが、その為にはまず私自身の目標や夢を設定するよりも、目の前の御遺族がどういった方なのかをよく観察する必要があると思っています。そういった意味では目標や夢といった表現にはあまりそぐわないかもしれませんが、目の前の人や状況を先入観を持たずに見つめることができるスタッフになりたいと考えています。